ル・モンド入門レッスン(オンライン授業)

 

フランスの代表的日刊紙ル・モンドは、格調の高さと分析の深さで、主に知識層に読まれています。
2022年の全国紙・有料発行部数ランキングを見るとフィガロを抑えて1位です。

 

ル・モンド入門レッスンは仏検準1級と1級合格のために長文読解力を磨く講座です。
ただ単に単語を置き換えるだけでなく、「一体この文章は何がいいたいのか?」と文章の主旨を考える力を養います。
レッスンでは一人づつフランス語を読み、日本語訳を言っていただきます。


この講座で読解力を鍛えていただければ仏検準1級、また1級の問題もそう難しく感じなくなります。
発表はまだ自信がない、という方は聴講生としての参加も可能です。


通訳歴30年というキャリアの小林新樹先生から直接ご教授いただけるこの機会をお見逃しなく、フランス語読解力の飛躍に繋げてください。
*当講座は録画を撮り、受講生の方は復習用としてレッスンから1週間視聴できます。

ル・モンド入門レッスン(オンライン授業)

項目 内容
受講日

2023年8月13日(日)10時~12時
2023年9月10日(日)18時~20時
2023年10月8日(日)10時~12時
2023年12月10日(日)18時~20時

受講費 1回¥9,450(教材費込)
講師 小林新樹先生
http://www.muse.dti.ne.jp/~kbys/jp.html
申込先

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※ル•モンドの体験レッスン受付中!

※詳しくはメールでもお問い合わせ下さい。
amitieforeign@gmail.com

「ル・モンド」紙について

「ル・モンド」は第二次世界大戦が終了した1944年創刊されました。
フランスを代 表する日刊紙で、日刊全国紙の販売部数ランキング(2022)は下記の通りです。

1位:Le Monde (約47万部)
2位:Le Figaro (約35万部)
3位:L’Equipe (約22万部)

過去のテキスト

【20220612】ル・モンド入門レッスン第1回のテキスト
【20220814】ル・モンド入門レッスン第2回のテキスト
【20220925】ル・モンド入門レッスン第3回のテキスト
【20221030】ル・モンド入門レッスン第4回のテキスト
【20221127】ル・モンド入門レッスン第5回のテキスト
【20230108】ル・モンド入門レッスン第6回のテキスト
【20230212】ル・モンド入門レッスン第7回のテキスト
【20230611】ル・モンド入門レッスンのテキスト

小林新樹先生のプチフランス語講座

受講生の感想

●レッスン前日は緊張して眠れず、当日は感動で興奮して眠れませんでした。朋子先生がこの講座は「魂が震える」と言っていたのがわかりました。
小林先生のフランス語力はもちろんのこと日本語力にも感動です。ぜひ続けて受講したいです。

 

 

●私にはまだ無理と思っていたLe Mondeですが、小林先生の丁寧な指導と受講生の方々の熱心な様子で私もがんばれそうな気がしました。さらに続けてがんばります

 

●予習に時間を要し、記事に挑むという貴重な機会でした。
講座時間はあっという間。
Le Mondeの初心者でしたが、フランス語の新たな扉が開き、とても有意義でした。

 

●私にとっては難易度が高いと感じる文章でしたが、勉強になることばかりで充実の2時間でした。
おかげさまで勉強のモチベーションが上がりました。

 

●きれいな訳文を準備するには仏検前には時間がなく少々大変でしたが、日本語の訳し方について通訳者の小林先生が選ばれる日本語の単語がとても勉強になりました。
(やはり日本語力も必要だと改めて感じました。)

 

●小林先生の歴史や文化背景の説明、言葉のニュアンス、訳の説明等がとても良かったです。

小林 新樹 – Kobayashi Shinjyu

今にして思えば、フランス語通訳になるなど夢にも思わぬ頃から、そちらへそちらへと舵を切って来たようなものです。


中高生の頃は数学が好きで、数学者を夢見て進学。
しかし第二外国語に選んだフランス語の魅力に取り憑かれ、某大学で数学教師の職を得た後も、推理小説『メグレ警部』シリーズを読んだり、必要も無いのに会話の個人レッスンを受けたり… フランスに留学したのも、習い覚えた言葉をどうしても現地で使ってみたかった、というのが偽らざるところ。

しかも、滞在中に自由の風に吹かれたせいか、日本に戻って以来、研究三昧と言うには程遠い数学で一生を終えるのが、日に日に忍び難くなりました。 そんな中、惚れた女性に「フランス語に転身したら付き合って上げる」と言われて (ウソ)、何の迷いも無く数学におさらばしたのが、偶然にも不惑の年。 それからフランス語研鑽のため再び留学。


さて、通訳になってみて初めて気付きました:自分は研究者として一つの分野を極めるよりも、日仏両語で物事を広く浅く知る方が、性に合っていると。


と言うのも、語学だけでは通訳業務はこなせないのです。ビジネスにせよ技術の話にせよ日常会話で済むわけはなく、日仏双方の発言が曲りなりにも理解できないと、まともに訳せません。 そこで仕事が入るとその分野の入門書を読むのですが、その度に、世の中にはこんな世界があるのかと新鮮な驚きを感じて、刺激に満ちた30年間を過ごしました。


現在はその経験を生かして、Le Monde の経済記事の精読授業に専念。

教材を準備する傍ら、拙いブログを綴っております:


「あてもなき 夢想に耽らぬ 人やある」


どの記事もお勧めだけど (笑)、特に次の3つの Category は如何?


「夢と記憶喪失と脳科学」
「早期英語教育の問題点」
「哀愁の調べ わが心を慰む」