2020年10月20日

仏検を受けるメリットについて

2020年秋季仏検のインターネットの締切が明日10月21日までです。

迷っている方、ぜひ受験されることをお勧めします。

仏検だけに限らず検定試験を受けるということにはいくつかのメリットがあると思います。

まず一つ目は、もちろん資格という証明を手に入れることができる、ということ。合格証書が来るとまた次の級もがんばろう!という気になります^^

二つ目は、検定の試験のための勉強によって飛躍的に上達することができる。検定試験を利用して英語やフランス語のレベルを上げる、という感じです。私の教室の受講生の方々の中でも英検、仏検を定期的に受験される方は上達の速度が速いです。

三つ目のメリットとして、二つ目と似ていますが、ある一定の期間内に集中して学習する機会を得れる。ということ。外国語をマスターしてる人たちは、多かれ少なかれ、過去の一定期間がむしゃらに語学を勉強したという時期を経験しているような気がします。私の場合は通訳・翻訳の学校に通った3年間でした。この3年の間、朝起きるや否や、フランス語のニュースを聞き、食事と仕事と睡眠以外はフランス語しかしませんでした。毎日ルーティンですることが決まっていたので(フランス語ニュース、ディクテ、作文、シャドーイングなど)、そのリズムを崩さないように友達と外食も月に1回くらい。お風呂にも防水用のbluetoothを置いてフランス語を聞いていました。ちょっと狂気的な3年間でしたが、あの時期があったからこそ6か月後に仏検1級を成績優秀者として一発合格でき、3年後に通訳、翻訳の仕事をもらえるようになりました。あの3年間がなければきっと死ぬまで仏検準1級のままで終わっていたと思います。

そして何よりも嬉しいのは、以前の自分よりも遥かにレベルアップしたフランス語力の自分でいる人生を長く楽しめるということ!通訳学校に行き始めるのが10年遅ければ通訳者として働く年数も10年間減っていたはず。「狂気の3年間」がその後の人生を大きく変えるとしたら、やってみる価値あると思いませんか?

一日でもより早い時期に、そしてより短い時間でマスターすればその分外国語で楽しめる自分の人生が長くなる、ということ。

ああー、すみません。あの3年間の話をするとどうしても熱くなってしまい、話がどんどん逸れました。

要は仏検によって集中に学習せざるとえない機会を得る、ということ。そしてその集中した期間が大きな副産物をもたらしてくれるように思います。

実は通訳の学校に行くまでの私は、「別に今でもフランス人の心許せる友人がいるし、特にフランス語で困ることもないし、なんとなくこのままフランス語を細く続けてさえいればいつか上達するんじゃないかなー」とぼんやり思っていました。しかし、その時も自分ではわかっていたと思います。

「語学は何もしないと今のレベルは確実に落ちていく。これまでと同じ勉強を続けていると現状維持ができるだけ。さらに上達しようと思うなら今までとは違う勉強方法で取り組む必要がある」ということを。

ちなみに仏検1級合格レベルくらいになると、その後はそんなにガツガツ勉強を続けなくても大丈夫です。このレベルになるともう自分でどうやって自分をトレーニングするかがわかります。ほんとにラクで楽しいです♪

私がゆるい生活から一転してストイックな生活を始めるようになったのには、小さなきっかけがあったのですが、それについてはまた後日ブログに書きたいと思います。

みなさんにとってこの記事がモチベーションアップへの小さなきっかけとなれば嬉しいです^^

 

 

 

 

 


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